あらすじ

平凡で、普通で…
退屈な日々が続くと思っていた…


あの日までは。




あの日学校に行ったら数人しか登校していなかった。


それは仕組まれたもの…



何者かが仕掛けた大掛かりなゲーム。


ゲームといってもたいしたゲームではない。
所謂脱出ゲーム。

このゲームから脱出すれば明日からまた日常に戻れる。



脱出するには、
このゲームに迷い込んだプレイヤー9人が同じ場所に集まること


一見簡単なように思えたが…




突然その場から消えたプレイヤー


目の前の人物は偽者


誰が何をしている…?


プレイヤー全員が味方とは限らない――



そしてこのゲームで明らかになるその人の本質――…








さあ、始めようか。
絶対に終わらせやしない、不可解なゲームを……










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舞台

私立紫陽花高等学校
  偏差値は中の上くらい。校内はまあまあ広い。
  6月ごろにたくさんの紫陽花の花が咲くらしい。

校舎
  校舎は4つある。

北館  裏門の近く。音楽室、3年の教室は此処。
東館  1年の教室がある。調理室、理科室は此処。
西館  職員室、保健室。2年の教室も此処。
南館
 正門の近く。南館の近くに駐車場・駐輪場がある。


時期
初夏。5月中旬ごろ。